年賀状よもやま話

10月に入ると郵便局での掲示はもちろんのこと、自宅の郵便ポストにも年賀状の予約注文の案内チラシが投函されます。

毎年、それを見る度に、もうそんな時季になったのかと実感すると同時に、まだ10月に入ったばかりで早すぎるんじゃないかと思ったりしています。

私は個人的には毎年、年賀状を出しています。初めて年賀状を書いたのが小学1年生の頃でしたので、喪中の年を除けば38年間も続けている年に1回のイベントです。

年賀状をお送りしている方で一番長く、年賀状のやり取りをさせて頂いている方とは32年間やり取りが続いています。

その方は、私が小学6年生の時の担任の先生でした。当時20代後半でやんちゃな子供たち相手をしていたその男の先生も、今は別の小学校の校長先生をされており、いよいよ来年には定年を迎えられるお年になられました。

年賀状を通じて近況報告などはしていたのですが、卒業式以来、お会いすることは一度も無いままでしたが、昨年の夏にEメールのやり取りをする中で、一緒に食事をする約束をしました。

そして昨年の12月にようやくその機会が出来て、31年振りに先生にお会いすることが出来ました。実家から持参した卒業アルバムや当時の時間割を見ながら、昔話に花を咲かせ、終電近くまで楽しい時間を過ごすことが出来ました。

年賀状のやり取りが繋いでくれた縁を感謝すると共に、これからもその縁を大切にして行きたいと思った出来事でした。

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yoji

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