健康ブームで一時期、流行った「ぶら下がり健康器」ですが、使われなくなって部屋の隅に追いやられ、今は洋服ハンガー代わりになってしまっているという話をよく聞きます。
以前、足を捻挫した時にお世話になった整骨院の先生が、「ぶら下がり健康器」の使い方について教えてくれました。
先生のお勧めの方法は、
- 持ち手の高さは、つま先立ちをして握れる位の高さにする
- ゆっくりと膝を曲げて、少しずつ体重を掛けていく
- ゆっくりと膝を伸ばして、徐々に元の姿勢に戻す
とにかく、ゆっくりと体重を掛けて、少しずつ負荷を掛けていくというのがポイントです。凝り固まっている腕や肩をほぐしたり、背骨を伸ばしたりするのが目的であって、決して、リオ五輪で活躍した体操の内村選手の様な体になるために鍛えるのではありません。
ご家庭に「ぶら下がり健康器」がある方は、使い方の一例として、参考にされてはいかがでしょうか。