フランスのパリ近郊にあるパリ・オルリー空港が、11月7日にシステム障害で一時閉鎖となりました。システム障害はフランス気象庁のデータを基に、滑走路視距離情報をパイロットに伝えるもので、当日は濃霧だったため非常に重要なものでした。
で、このシステムに使用されていたコンピュータのOSがなんと、Windows3.1だったそうです。
私としては非常に懐かしいOSです。
Windows3.1の発売が1993年なので、組み込みシステムとしても20年以上前に導入されたことになります。
聞くところによると最新のシステムでもOSはWindowsXPとのこと。
古すぎて誰もメンテナンスをしたがらないし、メンテナンスできる人も少ないと言う事が問題だそうです。
機器の入替えを検討しているそうですが早くて2017年。まだもう少しWindows3.1が使われるようです。
動いているからと言って使い続けるのもリスクとなるので、スケジュールを立てて入替えをしていく必要があります。
しかし、その費用を新しいことに回せればと言うのが正直な気持ちです。